─ 次にダイニング・キッチンはどうでしょうか。
越後:
瀬田:
越後:
瀬田:
大きいテーブルを置ける広いダイニング・キッチンをめざしました。家族4人ならゆったり座れるし、お友だちを呼んでも広びろ使える空間ですね。6人掛けのテーブルをゆったり置いて、「ホームパーティができる家」にしたいねという声も出ていたんです。
ダイニングもキッチンも、やはり明るい空間にしたいと思って。トップライトを付けたり、東南側の立地を活かして天窓を設けたり。日中は自然光をいっぱいに採り込むので、すごく明るいんですよ。
それから、ダイニングに対面するようにキッチンを配置しました。ここで家事をしながらお母さんがLDK全体を見わたせるんです。もちろん、ダイニングにいる人ともリビングにいる人とも会話できる。空間全体とつながるポジションにしたかった。
キッチンの仕様は特別なものではなくて、レジェンドホームの標準仕様の中から選んでいるんです。高価な設備にするより、配置や空間設計などの工夫で使いやすさと豊かさを出せたらいいなと。
─ リビング、ダイニング、キッチンが個別の空間ではなく、
それぞれが融合してプラスの効果を出している空間ですね。
越後:
瀬田:
越後:
まさしくそうですね。スタッフ一人ひとりが家づくりでやってみたかったことを、“いいとこどり”したような空間になったと思います。
このモデルハウスは家族4人で住んでもらうことを想定しているんですが、このLDKにいる時間が一番長いんじゃないでしょうか。寝る時間以外はすべてここで事足りる。そんな一番憩える空間にしたいと思ったんです。
一般的な間取りは、リビングに和室がくっついていたりするじゃないですか。ここでは、思い切って部屋は部屋、LDKと独立させたことで家族が集う大空間がつくれたんじゃないでしょうか。
ダイニング・キッチンは、ご家族が自然と集まる場所。子どもたちが小上がりで遊んでいる横で、キッチンで家事をこなすお母さんは、お父さんと話をしたり。ご家族がそれぞれの場所にいながら、コミュニケーションをとることができます。